既設テラスの屋根ポリカとフレームの間から水が漏れ出したとご相談を頂きました。
当初は、あちこちからひびの入ったポリカを張り替えて、押さえ縁とポリカの取り合いにシールを打つ方向でお話をしておりましたが、この際、取り替えたらどうかというお話が出て、取替のお見積りとなりました。
金額がテラス囲いの新規取付だけでなく、既設テラス囲いの撤去に加え、外壁の部分補修や塗装、土間の部分ハツリなど、付帯する工事が多くあり、容易なものではありませんでした。
しかし、テラスの床とリビングの床の段差は、ご高齢のご夫婦には大きく危険なため、雨漏れとその危険をなくしたいという思いから、テラス囲いのリフォームが始まりました。
【テラス囲いリフォームのBEFORE】
テラス内では、外壁が露出をしているのではなく、木下地が組まれて化粧ベニヤ仕上げとなっていました。
化粧ベニヤを剥がしたとき、元々の外壁の変色やカビなどが心配事としてありました。
【テラス囲いのリフォームに至った経緯】
【施工中の様子】
部分的な変色やカビ、既設外壁表面のはがれはありましたが、ひどいものではなかったので、当初の予定通り、補修と塗装と土間仕上げを行うこととしました。
新規のテラス囲いの設置では、建物の外壁に壁を張ることはしないので、建物の外壁が露出してくるので、補修と模様付けと塗装を施して仕上げました。
【テラス囲いリフォームのAFTER】
ソラリアテラス囲い
カラー:ブラウン
サイズ:2間×6尺
ポリカ:クリアマット
正面:引違い窓テラスタイプ
側面:FIX窓
テラス囲い内部:テント開閉状態
今までのテラスも設置当時は天井カーテンがついていましたが、劣化により部材が外れてしまったため、無くなってしまっていました。
今回、再び天井カーテンを設置して、設置当初のような仕上げとしました。
物干しは2列2段とし、物干し量を確保するようにしています。
テラスのリフォームに踏み切った一番の要因は、テラスの床の高さとリビングの床の高さの段差が大きく、お年を取られたご夫婦には危険な状態でしたので、その点を解消することでした。
テラスの床の高さをリビングの床の高さとほぼ同じくらいまで上げたいところでしたが、リビングの掃き出し窓が外側に外すタイプだったため、テラスの床を挙げてしまうと窓が外せなくなってしまうので、その分だけ控えて段差を作って床の高さを決めていきました。
安全に安心してご使用になられるといいなと思います☆(≧▽≦) テラスのリフォームは多くはございませんが、ぜひご相談くださいませ♪