【既設窓写真】マンション高層階の素敵な眺望の窓☆ですが、結露がひどく、毎朝窓廻り・窓下部分がびしょ濡れに・・・
引違い窓とFIX窓と引違い窓3つの窓の連窓になっている窓に内窓がつけられないかとご相談を頂きました。
眺望は素敵なお部屋ですが、毎年結露がひどく、窓廻りと窓下部分がびしょ濡れになってしまうことがお悩みでした。
取付方法としては、方立という間柱を2本設置して、内窓を設置する方法となります。
また、既設窓と内窓の枠の建枠の位置を揃えるために、窓のサイズを偏心にしたりと工夫をしています。
上枠と下枠の見込み幅が狭く、このままではプラマードを設置できないので、取り付けが出来るところまで、上枠と下枠をふかしました。
カーテンレールの際取り付けが必要となりますが、既存のカーテンレールがそのまま利用できるように調整をして、ふかすこととしました。
下枠は床から少し立ち上がりがあり、段差になっています。
下枠を部屋側にふかすために床の立ち上がりも一緒の造作をする必要があります。
【内窓設置後の写真】
リビング以外の子供部屋×2、寝室、書斎、洗面脱衣室、トイレにも内窓を設置いたしました。
外窓は、引違い窓とFiX窓の段窓のため、プラマードも同様に段窓にするか、引違い窓単体で取り付けをするかご相談をさせて頂いたところ、わざわざ分ける必要もないので、単体ほ引違い窓で内窓を設置することにしました。
☆一部ハンドの納まり検討公開☆
外窓の建枠と内窓の建枠が揃うように、窓のサイズを偏心にしています。
ふかし枠と方立と偏心の窓のサイズを検討しています。
反対側の引違い窓やFIX窓部も同様の検討をしてサイズを決めています。
床と下枠が水平ではなかったので、現場合わせで調整をしながら取り付けました。
今回、土台の正面は巾木を設置して、周囲と違和感のないようにしました。
今回は設置が容易でない窓への内窓の取り付け工事でした。
内窓設置の見込み幅の確保、下枠段差部の造作、方立の位置、内窓の偏心のサイズ、カーテンレールの再利用等々、いろいろと検討することがありました。
キレイに設置ができ、お客様にも喜んでいただけて良かったです。
一見できないような窓でも、一度ご相談をください。
どうしたらできるか一緒に考えましょう☆