改装前内装①
元々中華料理の飲食店だった店舗を、自社機材のショールームにしたいとのご相談を下さった法人のお客様。
下記のようなご要望を頂き、プレゼンの末、当社にてご依頼頂けることとなりました。
機材販売をするため、実演するショールームには2tもの機材を置きたい、室内は明るくしたい、入口から商談スペースまで抜けるように見せたい、倉庫も整理整頓を心掛けるために見えるようにしたい等、ご要望を頂きました。
壁だった正面部分を取り除き、明るいガラス張りとすることにしました。
改装前内装②
中華料理店ということもあり、厨房部分の汚れはひどく、天井と壁は全て剥がしてやりかえをしました。
改装前内装③
水廻りも汚れがひどかったため、一式やり替えとなりました。
客席の床上げ部だった部分がなぜか土の状態になっていましたので、コンクリートを流し込んで、全体の高さをそろえたうえで、OAフロアを敷けるようにセルフレベリング材によって、全体の水平をとりました。
【改装後外観】
ご要望にお応えしつつ、費用を抑えるために、MADOショップならではの工夫でコストの削減を実施しました。
大きくコストが下がった部分として、①ファサード(正面のガラス)の造作、②内窓の造作の2点があげられます。
【コスト削減方法①】
ファサードはフロント組み(アルミで枠を組んでガラスをその中にはめ込む方法)ではなく、住宅用の窓を使用しました。
窓を設置するにあたり、下地を造作し、雨仕舞い部は鈑金で回して造作としました。
【改装後内観①】
【コスト削減方法②】
室内の内窓もお客様のご要望のサイズではDAIKEN・YKKAP・LIXIL・Panasonicなどの室内建材では製作不可であり、建具業者に依頼をしないといけません。
そのため、コストが大幅にアップしてしまっていましたが、そこはMADOショップならではの発想で、内窓を使用しました。
内窓のFIXとテラスドアタイプで連窓、断窓、連断窓と組み合わせて仕上げました。
【改装後内観②】
プラマードUにはカームブラックが存在しないため、ブラウンとし、ファサードに使用した窓の色を、外側はカームブラック、内観はブラウンとしました。
このショールームに置かれる機材は2tあるため、全体をコンクリートでかさ上げをして、シートを張っています。
【改装後内観③】
打合せ室の床の仕上げはOAフロアでタイルとカーペットととしました。
床の色はお客様の企業カラーを採用されています。
【改装後内観④】
仮眠室を備えているため、シャワーブースとトイレと洗濯機置き場を設けています。